皆様、お疲れ様です。
今回は、先日TOHOシネマズ上大岡で鑑賞した映画、「MEMORY」について、感想を書かせて頂きます。
タイトルは劇中の台詞の字幕より引用しました。
※ネタバレしていきますので、未見の方はご注意下さい。
監督はマーティン・キャンベル、主演はリーアム・ニーソンで殺し屋役、ガイ・ピアースはセラ捜査官、モニカ・ベルッチは不動産王のダヴァナ役で出演してます。
冒頭から人身売買組織に、客を装ってセラ捜査官が潜入しています。
あっという間にバレて、結局親玉は死亡。
娘に商売させてたようで、彼女は保護されますが…。
リーアム演じるアレックスは、清掃員に化けてターゲットを暗殺。
母親の病室でしたがお構いなしでしたね。
その後は旧友に引退を申し出たり、説得されたり。
結局1件依頼を受けますが、ターゲットは冒頭で助かった娘ベアトリス。
子供は殺さないという、自分の掟を守りアレックスは拒否。
しかし、ベアトリスは後日額を撃たれて亡くなってしまいます。
自身も依頼主に狙われ、ホテルで酔っ払いに絡まれていたところを助けた女性(とても綺麗な方でした)も巻き添えになってしまいました。
アレックスは追っ手を返り討ちにしたあと、巻き添えの女性ごと車を爆破。
(私には、彼女も車ごと爆破する意味が…分かりませんでした💦)
その後はセラ捜査官達に追われながら、ベアトリスの復讐を開始するアレックスでしたが…。
不動産王のダヴァナ(殺しの依頼の元締めっぽい)と電話して、スポーツクラブで殺される依頼人は、ダンベルもって鍛えてるシーンがあったので良いアクションしてくれるのかなと思いきや、瞬殺でした。
トイレでも、アレックスにボコられてましたしね。
色々端折りますが、結局人身売買と、ダヴァナとその息子、ヴァン・キャンプ(でしたよね❓)殺し、全て繋がっていることが判明。
ダヴァナのバカ息子を、セラ捜査官達は警備しますが、アレックスは先に潜入しておりサクッと暗殺。
車で逃げる前に追いつかれるも、セラは銃を下ろし、見逃します。
同僚のウーゴはぶち切れて、思わず発砲。
一発がアレックスに命中し、それを隠れ家で治療するシーンはこっちの腹が痛くなりそうでした。
アルツハイマーを患い、焦りもあるアレックスはダヴァナを暗殺しようと社長室まで侵入。
しかし、引き金を引いたら不発に終わります。
あれは、弾切れか、壊れたんですかね。
モーラ刑事に捕まり、殴られ病院送りにされます。
セラはダヴァナを起訴しようと、脅しが録音されてるUSB❓の場所をアレックスに問い詰めますが、彼は思い出せません。
その後アレックスは刺客を送り込まれ、逆に人質にしますが、逃げられないと悟ったのか、車内でセラと最期の会話をし、外へ出て銃殺されます。
最期の会話をヒントに、セラは録音音源を入手し、上司に提出しますが、はなから立件する気のない上司は取り合いません。
このやり取りは、見てて胸く…ちょっと気分悪いですよね。
そりゃセラも悪態つきたくなりますよ。
私は事件の当事者になった経験があるので、こういう部分は余計に感情移入してしまいます。
最後、ウーゴが取った行動も…。
なんか考えさせられます。
ところでアレックスの症状は、厳密には記憶障害で、アルツハイマーとは違うような気が。
アルツハイマーの症状の中には、記憶障害も確かにありますが、描写を見る限り彼は記憶障害のみが出てますからね。
(介護士してると、変な部分が気になって駄目です💦)
全体的に重い内容なので、ノワール系の映画好きな人辺りには良いと思います。
私は嫌いじゃないですけどね。
リーアム・ニーソンの消耗していく演技、ガイ・ピアース演じるセラの苦悩、観ててちょっと辛いです。
セラは交通事故で妻子を失っており、犯人は捕まらずじまいという、辛い過去が終盤で明かされてました。
モニカ・ベルッチは…あっさりというか、あんまり黒幕感なかった気がします。
彼女は、悪役は合わないんじゃないでしょうか。(あくまで私の印象です)
キャストさんは豪華なので、ファンの方は観るのもありですね。
私はauマンデイで観たので、ちょっと得した気分でした。
チラシです↓
ここまで付き合ってくれた方、ありがとうございます!
はてなスターつけてくれている方々、ありがとうございます!
それでは、日本からぼったくり被害が減ることを願って、また!