ぼったくられた男の日常

日記と映画、読書の記録 好きな言葉は「be water my friend」by 李小龍

映画メガロポリスより「君がいないと何も創れない」

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読んでくださりありがとうございます。
本日もお疲れ様です🙂
今回は、先日横浜ブルク13で鑑賞した映画
「メガロポリス」
の感想を書かせて頂きます。
タイトルは、劇中の台詞より取りました。
ネタバレしていきますので、未見の方はご注意下さい。

文字数は、約1700です。

監督・キャスト

監督
フランシス・フォード・コッポラ

キャスト
アダム・ドライバー
ジャンカルロ・エスポジート
ナタリー・エマニュエル
オーブリー・プラザ
シャイア・ラブーフ
ジョン・ボイト
ローレンス・フィッシュバーン
タリア・シャイア
ジェイソン・シュワルツマン
キャサリン・ハンター
グレース・バンダーウォール
クロエ・ファインマン
ジェームズ・レマー
D・B・スウィーニー
イザベル・クスマン
ベイリー・アイブス
マデリーヌ・ガルデラ
バルサザール・ゲティ
ロミー・マース
ヘイリー・シムズ
ダスティン・ホフマン


あらすじ

アメリカをローマ帝国に見立てたSF作品。
ニューローマという都市が舞台となる。
そこでは貧富の差が社会問題となる中、建築家カエサルは新都市メガロポリスの開発を進める。
しかし、彼と因縁のある市長フランクリンが、開発計画に猛反対。
更に一族の後継者の座を狙うクローディオにも妨害工作をされるカエサルは、かつてない苦境に立たされる。






感想

カエサルにはアダム・ドライバー🙂
彼は眉間にしわを寄せ苦悩する役が板についてきましたね🤔
もはや素なのではないか…とさえ思います。
同時に天才肌の演技も秀逸で、強みが活かせている印象でした🫡

フランクリンにはジャンカルロ・エスポジート🙂
彼は顔が濃いので、ちょっとネチッとした役柄がぴったりハマりますね。
娘のジュリアがカエサルになびいてから、気苦労が絶えなくなりますが、その複雑な心境はしっかり表現されていました。

ヒロインのジュリアにはナタリー・エマニュエル🙂
最初は奔放な感じですが、彼女も馬鹿ではなく、カエサルの苦悩を感じ取ったのか🤔
2人が親密になる過程は急ぎ足でしたが、尺の問題ですかね。
母性本能的な優しさが、垣間見える演技です😀

カエサルの愛人ワオにはオーブリー・プラザ🙂
今回の彼女は悪女な感じです。
もともと鋭い目をしてるので、違和感はない印象。
ジュリアとのエレベーターのシーンは、彼女の性格がよく表れてました😳 


カエサルの付き人をローレンス・フィッシュバーンが演じていて、手堅い存在感は健在🫡

シャイア・ラブーフは、どうしようもないクローディオを憎たらしく演じてました😳
プライベートでも色々話題になる人なので、本物感はピカイチでしたね。



正直、メガロポリスというのがどういう機能を備えた都市なのか、いまいちわかりませんでした😅
ユートピアとも表現されていたので、それこそ空想が現実になるような機能にも思えましたが、どこまで可能なのか私には分からず。
コッポラ監督が私財をなげうってまで完成させた壮大な作品であることは理解できますが、話がデカくなりすぎて私の頭では…😔
この世界ではアーティストは時を止める力を持っていますが、この能力も肝心な時には使われず、ちょっと勿体ない気も。
しかし、SFに慣れてる人なら深く理解できるかもしれません。
人間讃歌的な面もあったので、監督は人間が本来持っている美しい部分を描きたかったのかも。

ちなみに惜しくもラジー賞を取ってしまった本作ですが、コッポラ監督はそれを逆手に取った声明を出していて、感銘を受けました。

その中で
「興収は所詮お金の問題に過ぎません」
と言っており、確かにビジネスとしては利益をあげなければいけないが、実際にそれを最優先にすると創造的な映画は果たして生まれるのか…。
このジレンマに対する、監督流の答えともいうべき声明が清々しかったです🫡



www.youtube.com





コッポラ監督の代表作といえば、これですね⬇️

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それでは、日本からぼったくり被害が減ることを願って、また!



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