ぼったくりに負けない

be water myfriend by李小龍

人は愛され、守られたい

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遅い時間に失礼します。
読んでくださりありがとうございます。
皆様、本日もお疲れ様でした🙂
今回は、先日イオンシネマ港北ニュータウンで鑑賞した映画「ドッグマン」について感想を書かせて頂きます。
タイトルは、主役のドッグマンの台詞よりです。 
期限が迫っていた6ミタ無料鑑賞クーポンを使ったので、少し得した気分です😁

ネタバレしていきますので、未見の方はご注意下さい

監督・脚本はリュック・ベッソン、主役のドッグマンことダグラスにはケイレブ・ランドリー・ジョーンズ、彼を診察する精神科医エヴリンにはジョージョー・T・ギップス、保険会社に勤務するアッカーマンにはクリストファー・デナム、ダグラスに目をつけるギャングのボスであるエルにはジョン・チャールズ・アギュラー、ダグラスが恋心を抱く女性サルマにはグレース・パルマですね。


深夜に1台のトラックが停められ、中には傷を負った女装男性が。
トラックの中には大量の犬たち。
男はドッグマンと呼ばれ、拘置所の中で扱いに困った職員が精神科医のエヴリンを呼びます。
禁煙だというのに、構わずタバコを吸うドッグマン🚬
最初はエヴリンにドッグマンが色々質問します。
エヴリンは離婚しており、元夫には接近禁止令が出ていますが、近くにいることもあるようです。

エヴリンはドッグマンに「私が質問する番よ」と。
ドッグマンはエヴリンにはわりと素直に話し始めます。
ダグラスという名前であること。
子供時代、愛を持たず暴力が全てである父親に犬小屋に入れられたこと。
兄は父親に従順で、助けてはくれなかったこと。
母親は家出してしまったこと。
犬を守るために、父親に抵抗して銃撃され手の小指を失ったこと。
銃弾が跳ね返り、脊髄を損傷し車椅子になったこと。
犬にその小指をくわえさせ、警官の元へ走らせ、父親と兄は逮捕されたこと。
父親はムショに入る前に自殺し、兄は刑期12年のところ模範囚として8年で出所したこと。
出所した兄に「挨拶」にいったこと。


養護施設時代に、サルマという女性に化粧の仕方や演劇を教わったこと。
太陽のような女性で、彼女を愛していたこと。
告白する前に、彼女は劇団に行ってしまったこと。
数年後、ずっとサルマの消息を追っていたダグラスは、成功し有名になった彼女の公演に勇気をかき集めて花を持って会いに行ったこと。
一番のファンだと言って楽屋に入れてもらい、彼女も「再会を心から喜んでいるようにみえた」こと。
しかし、彼女には既に夫がいて、妊娠していると知らされ、帰ってから打ちのめされたこと。
この時、ダグラスは彼女の膨大な新聞記事を切り抜いて冊子にしたものを持ってくんですね。
それを渡すと彼女も喜んで、ダグラスの口にキスするんですよ。
これは最上級の愛情表現だと私は思ってますので、彼女もダグラスの事は決して嫌いではなくむしろ好きだったと思うのですが😥
それだけに、帰ってからショックのあまり叫びまくるダグラスが不憫です。


更に犬とともに暮らしていたシェルターの公的支援が打ち切られ、仕事を探すのに難儀したこと。
歌唱力を売り込んで、キャバレーで週1でショーを担当するようになったこと。
それだけでは犬たちの面倒を見きれず、富豪の家から金品を犬に盗ませていたことなどを語ります。

富豪が保険をかけていたので、保険会社のアッカーマンが調査し始め、ついには犬を使った犯罪がバレます。
アッカーマンはシェルターも突き止めますが、銃を向けられ金庫の暗証を教えて油断させたところに犬たちをけしかけ…。

最終的には、ダグラスは因縁のあったギャングの一団にシェルターを襲撃されます。
犬たちと共に応戦し、何とか撃退しますがダグラスも負傷。
傷を負ったままトラックで移動しているところを、冒頭のシーンで停められたわけですね。

結末を言ってしまうと、エヴリンにすべてを話したダグラスは犬たちの助けで拘置所を脱出。
日曜日の朝、正装で車椅子を捨てて教会の前で「自分の足で立ってる」と叫びます。
しかし限界が来て倒れ込むダグラス。
彼の周りには、無数の犬たちが集まってきて…。
最後、パトカーのサイレンが鳴り響く中、エヴリンの家の前には一匹の犬が。
彼の死を知らせに来たのか、それとも…。



重たい内容でしたが、私は好きな方ですね。
ケイレブ・ランドリー・ジョーンズの挙動、特に表情や話し方、視線がダグラスの人となりをよく表してました。
私もどちらかというと、普通ではないので、深く共感を覚えます。
彼を診察するエヴリンを演じたジョージョー・T・ギップスも、家庭にプチ問題を抱える精神科医としての役どころを微妙な表情でうまく表現。
そんな彼女も、子供に接する時は笑顔になります🙂
また、彼女とダグラスが最後に交わす言葉も風情があります。
何にせよ、犬たちが大活躍の映画でした🦮
特にギャングのボスが急所を噛まれるシーンは…別の意味で耐え難い😅
リュック・ベッソンが作る映画は哀愁というか、やや暗めなものが多いですが、全く救いがないわけでもなく、楽しめる部分もあります。
似たりよったりのジャンルでも、私は決して嫌いではないですね😀
こういう映画が日本で流行るかと言われれば、微妙ではありますが😥
とはいえベッソン好きな方には、おすすめです😁


映画館で撮りました。



ここまで付き合ってくれた方、ありがとうございます!
スターやブックマークしてくださる方、ありがとうございます!
それでは、日本からぼったくり被害が減ることを願って、また!


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