ぼったくりに負けない

be water myfriend by李小龍

妻を愛する夫

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皆様、本日も暑い中お疲れ様でした🙂
今回は、先日TOHOシネマズ上大岡で鑑賞した映画「ジョン・ウィック:コンセクエンス」(シリーズ4作目です)について感想を書かせて頂きます🎬
(私は過去作全て鑑賞しているので、その体で書いていきますので、分かりにくかったらごめんなさい)

※ネタバレしていきますので、未見の方はご注意下さい。



監督はチャド・スタエルスキ、主役のジョンを演じるのはキアヌ・リーブス
ジョンの旧友にして刺客となる盲目の達人ケインにはドニー・イェン、ジョンを殺して組織内で権力を握りたいグラモン侯爵にはビル・スカルスガルド、
ジョンの協力者キングにはローレンス・フィッシュバーン
ジョンの旧友で大阪コンチネンタルの支配人シマヅには真田広之
シマヅの娘アキラにはリナ・サワヤマ、
ジョンの協力者でニューヨークコンチネンタルの支配人ウィンストンにはイアン・マクシェーンですね。


冒頭、正拳突きを何回もしているジョンが映し出され、そこへキングがスーツを持って「用意はいいか?ジョン」と。
「ああ」とジョンは答えます。

砂漠で男3名を仕留めたジョン。
主席連合(作中で殺し屋達を束ねる組織)の首長に、前作で渡した指輪を返せと言いますが、彼は「指輪は消えた」と。
あっさり首長を殺すジョン。


ニューヨークのコンチネンタルの受付に、左の薬指を詰めた初老の男がやってきます。 
封筒を渡され、中には主席連合からこのホテルは廃棄すると文面が。
ウィンストンは首席連合の幹部に会うことに。
コンシェルジュシャロンもついていきます。

幹部のグラモン侯爵に会うと、ニューヨークコンチネンタルはジョンに甘過ぎたと。
「その結果がこれだ」などと言われます。
ウィンストンは「私は彼を撃った」と弁明しますが、グラモンは認めません。
そして砂時計の砂が落ちきると、ホテルを爆破。
更に、見せしめとしてシャロンを撃って殺害します。
1作目から、続投していたシャロンの退場は、非常に残念でした。
ウィンストンも「撃つなら私を‥」と沈痛な表情。
シャロンは「ご一緒出来て光栄でした。友よ‥」と言って息を引き取ります。


場面変わって、大阪コンチネンタルに犬を連れたハンターのような男が。
トラッカー(シャミア・アンダーソン)という賞金稼ぎです。
「動物は‥」というコンシェルジュのアキラに、ねばって「必ず部屋の中に」と承認されます。
ジョンは大阪コンチネンタルに身を潜めていました。
支配人のシマヅは匿ってくれていますが、ジョンを殺すべく主席からの使いが。
シマヅはジョンの件で問い詰められてもシラを切りますが、バレてるので一触即発の事態に。
結局ホテルは聖域指定を解かれ、戦闘開始。
ジョンとシマヅの旧友ケインも、主席側として参戦。
ジョンはアキラと共闘したりして、とりあえず追手を撃退。
シマヅに梅田駅に逃げろと言われ、逃げます。
1度ケインとも戦いますが、この時はトラッカーの邪魔が入り決着ならず。

シマヅとアキラは負傷しながらも、ホテルから脱出を試みますが、ケインが待っていました。 
ここで真田広之ドニー・イェンの刀での決闘が見れますね。
負傷も相まって、シマヅは負けます。
ケインは見逃そうとしますが、シマヅは諦めずにかかってくるので、仕方なく殺します。
アキラはすぐさま復讐しようと刀に手をかけますが、ケインに「生きろ」と言われその場は引きます。
その後、アキラは電車でジョンとおちあい「あんたが彼を殺さなければ、私が殺す」と言って去ります。



シャロンの墓で、ウィンストンと会話するジョン。
「惜しい男を亡くした。いい奴だった」とジョン。
ウィンストンに「グラモンを殺す」と言うと、「君は何も学んでいないのか?殺すなら賢くやれ」と諭されます。
主席連合の昔からのルールで、決闘を申し込んで勝てば、自由の身になれるという。
ウィンストン曰く、メンバー同士の争いを防ぐためのルールだとか。
勝者は主席の義務から解放される、と。
その為には、紋章が必要で組織の一員でなければならない。
ジョンは古巣のルスカ・ロマ(ジョンを殺し屋に育て上げたロシアの組織)とは縁を切った、どうすれば?となります。
するとウィンストンに「なら行って関係を修復しろ」と言われます。

ルスカ・ロマに戻ったジョンは、いきなり銃で撃たれたりして手荒い歓迎を受けます。 
気づいたら首に縄をかけられたり。
カティア(ナタリア・テナ)に家族の一員に戻してくれと頼むと、キーラ(スコット・アドキンス)を殺したら戻すと。
カティアの父は、冒頭でジョンが首長を撃ったせいでキーラに殺されたようでした。
ジョンはキーラのアジトに乗り込むも、そこにはケインが待っていたり、トラッカーも乗り込んできたり。
四つ巴みたいになり、キーラにポーカーを持ちかけられ、イカサマだと判明したところで戦闘開始! 
ジョンは順調にキーラの手下を倒していきます。
ケインも仕込み杖を使って手下を圧倒、トラッカーも犬と銃で大暴れ。
ジョンはキーラを追い詰めますが、意外と強くて苦戦します。
巨漢のわりに、鋭い回し蹴りでふっ飛ばされ、下の階まで落ちたりしてました。
まあ演じるのがスコット・アドキンスなので、強くないと困ります😁
しかし最後は、しっかり彼を殺して証拠に金歯を持ち帰ります。
そしてカティアと腕に焼き印の紋章を作り、ルスカ・ロマの一員に戻ったジョン。
早速グラモンに決闘を申し込みます。
ジョンの介添人を務めるウィンストン。
彼はついでに、ジョンが勝ったらニューヨークコンチネンタルを費用は主席持ちで修復する事を約束させます。
ウィンストンは策士ですね。
これにはグラモンも「大した男だ」と。 
ただし、負ければ介添人も埋葬されると伝えられたウィンストンは「それが人生だ」と。

グラモンとジョンが決闘のルール決めの会議をしていると、グラモンは決闘の代理人を立てるとほざきます。
そして、ケインが選ばれてしまいます。
ルールはお互い、30歩離れた位置から拳銃を1発ずつ撃ちます。
倒れなければ10歩距離をつめ、また一発ずつ撃ち、どちらかが倒れるまで続くというもの。

決闘日時は夜明けの6時3分になりました。
ジョン・キング・ウィンストンで移動中に、ウィンストンがシャロンの墓石に刻む言葉に難儀したと話しています。
ジョンが別れ際に「妻を愛する夫。墓に刻んでくれ」と言います。 
そして、決闘時刻までに街のあらゆる殺し屋から妨害にあいながら、何とか辿り着きます。
その間に、トラッカーの犬が撃たれそうになったのをジョンが救い、トラッカーはジョンを殺すのをやめたり。
途中で200段くらいの石段があって、登りきったと思ったらグラモンの側近に蹴られて下まで転がったり。 
しかし、そこでケインが手を貸して、やっとジョンとケインの共闘がみれました。

夜明けにギリギリ間に合ったので決闘は予定通り行われます。
30歩の距離から、一発目は互いに命中。
両者倒れず、20歩の距離で2発目!
両者まだ倒れず、10歩の距離に近づきます。
この時、3発目の弾をウィンストンがジョンに渡す時「奴を殺せ」と言うんですよね。
ジョンは何か思ったような表情。
そして3発目! 
ついにジョンが倒れます!!
グラモンは「やめろ!トドメは私が」とケインから銃を奪います。
ケインは娘をある意味人質に取られているため、「娘は自由の身か?」と確認してました。
グラモンが了承すると、ケインは彼に銃を渡します。
そしてグラモンがしたり顔で引き金を引こうとすると、急にウィンストンが冷笑します。
「思い上がったクズめ。彼は撃っていない」と。
グラモンが驚いたその時、ジョンが間髪入れずにグラモンの眉間を撃ち抜きます。
一部始終を見ていた主席の立会人の男は、ジョンは主席の義務から解放される、ケインも娘も自由の身だ、と告げます。
ウィンストンにも、君の出した条件は全て履行されると伝えます。
そして我々の執務は終了した、と言って去っていきました。
ジョンはウィンストンに「連れて帰ってくれ」と言い、彼も「もちろん」と答えます。
そしてジョンは少し歩いて、「ヘレン‥」と亡き妻の名を呟きその場に倒れます。
映像ではジョンとヘレンの回想シーンがやや幻想的に映し出されます。



次のシーンでは、なんとジョンと妻のヘレンの墓が!
それぞれ墓石には「妻を愛する夫」
「夫を愛する妻」の文字が。
これにはキングも「まさかこうなるとは」と。
「彼は天国か?地獄か?」とウィンストンに聞きます。
ウィンストンは「誰が知る?」と答えます。
そして彼は、墓石に「お別れだ、息子よ」と言ってあとにします。

エンドロール後、路上で演奏している娘にケインが花束を渡そうとしているシーンが。
しかし、そこにはナイフを手にしたアキラが無表情で立っていて‥。


なんともいえない終わり方でしたね。
アキラのあの表情は、復讐を肯定している映画ではない事はわかりますが。
今まで数々の不死身っぷりを発揮していたジョンが、いくら防弾スーツなしとはいえ拳銃3発で死ぬというのも不自然といえば不自然です。
主席からの自由を求めて、数々の犠牲を払いながらもあらゆる苦難に立ち向かってきた男が、最後に安息を得られたのは墓の中というのは‥!!
まあこれも1つの終わり方ですかね。

このシリーズは、お互いの名前を呼び合うシーンが割と出てきます。
私は結構好きなんですよね🙂
ジョンとウィンストンの
「ジョナサン」
「ウィンストン」というシーンが過去作品にも必ずと言っていいほどあります。
2人の友情というか、絆を感じられる場面です。

後半の真上からのアクションシーンはなかなか斬新で面白かったですね。
前作で左の薬指を詰めたジョン、しっかり今作でも反映されていました。
ヌンチャクのシーンは、ブルース・リーへのオマージュでしょうか。
ドニー・イェン真田広之のアクションシーンも良かったですね。
ドニーは盲目の剣士役をうまく演じていたのではないかと。
真田広之の友情に殉ずる演技も、非常に男らしいと言えます。
グラモン侯爵を演じた、ビル・スカルスガルドは憎たらしさ全開でしたね。
序盤にシャロンを容赦なく殺したり。
後半では決闘に男らしく応じるかと思えば、ケインを代理に立てたり。
(私だってぼったくり野郎からの決闘に、勝ち目がないとわかっていても応じましたよ😅おかげで顔面は腫れ上がって、流血しましたがね😥)
更にはジョンが決闘の時刻に遅れるよう、街中の殺し屋をけしかけたり。
段々やることがセコくなってる感じでしたね。
最後はジョンとウィンストンの策にはまって、あっさりあの世へ旅立ちました。

今回はキングはサポート役に徹し、出番は少なめでしたね。
ウィンストンは序盤にシャロンを失ってしまいますが、ホテルは主席持ちで元通りになりますし、終盤の展開は概ね思惑どおりでしょうか。
後任のコンシェルジュはどうするのでしょう。
気になります。 


そしてジョンは本当に死んだのか‥私は死んでない気がしますが。

このシリーズはこれで、一段落ですね。
キアヌ・リーブスへ、4作品もお疲れ様でしたと言いたいです🙂
ケインとアキラのその後は気になりますが、いずれ情報が出るでしょう。

映画館で撮りました。あとミニカードもらいました。


ここまで付き合ってくれた方、本当にありがとうございます!
はてなスターつけてくれている方々、ありがとうございます!
それでは、日本からぼったくり被害が減ることを願って、また!


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