皆様、お疲れ様です。
今回は以前、当ブログに写真を載せてたタランティーノ監督のパルプ・フィクションの感想を書かせて頂きます。
記事タイトルは、ジュールスの台詞より取りました。
ネタバレいやな方は閉じて頂ければと思います。
冒頭のレストランでのこれから強盗するカップルの会話シーン。
男性はティム・ロス、女性はロザンナ・アークエットですね。
どこか抜けてるというか、何となくすんなり行くのか❓この二人…ってちょっと思わせる感じがします。
この映画は時系列がバラバラなので、初めて見た時は多少混乱しました。
俺の好きな場面はサミュエル・L・ジャクソン演じるジュールスとジョン・トラボルタ演じるヴィンセントがバーガー食ってる青年のとこに行ってからのシーンですね。
ジュールスがチーズバーガー食ってスプライト飲んで、この場にふさわしい聖書の文句がどうのとか言いながら拳銃をぶっ放すシーンは圧巻です。
彼の目が良いですね、殺気がみなぎってる。
あのあと「奇跡」が起きて、ジュールスはマフィアから足を洗うことを決意しますが、ヴィンセントは最後まで懐疑的でしたね。
彼はその後、車内で誤って若者を撃ったり、マーセルスの奥さん(ユマ・サーマンが演じる)ミアとダンスしたり、ヤクで意識が飛んだ彼女を悪友と荒療治で救ったり。時系列順じゃなかったらすいません💦
町から逃走を図るブッチ(ブルース・ウィリス)のアパートで、彼とはち合わせて…。
あとブッチが荷造りしてマーセルスから逃げる過程で、恋人のファビアン(マリア・デ・メディロス演じる)が金時計を忘れて、発覚したときはファビアンを責めないんですが、車内で大分悪態ついてたのは笑いました。
余談ですがブルース・ウィリスは最近認知症になってしまったと。
当方介護士なので思うところがあります。
ハーヴェイ・カイテル演じるウルフも渋くて良い味出してましたね。
余裕があり、あのただ者じゃない雰囲気は憧れます。彼がいけば、大抵のトラブルは解決するって感じがしましたね。
結局ヴィンセント達が運んでたあのトランクの中身は最後まで明かされませんが、永遠の謎ですよね。結構気になります。
ラストシーンでは、彼が甦ったような感じがして、現実にはあり得ないですが俺は好きです。
持論ですが映画はある意味「虚構」なので。
その「虚構」で、観ている人がどんな感情を抱くのか…それが映画の醍醐味なのではないかと思っております。
(あくまで私個人の意見です)
154分という長さが殆ど気にならない、とても面白い映画だと思います。
ジョン・トラボルタがスターの座に返り咲いたのも頷けます。
アマゾンのリンクを貼らせて頂きますね。
長くなりましたが、ここまで付き合ってくれた方へ心より感謝を申し上げます。
それでは、日本からぼったくり被害が減ることを願って、また!