ぼったくりに負けない

be water myfriend by李小龍

自分を改善したいと思う

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遅い時間に失礼します。
読んでくださりありがとうございます。
皆様、本日もお疲れ様でした🙂
今回は、先日イオンシネマみなとみらいで鑑賞してきました「哀れなるものたち」について感想を書かせて頂きます。
タイトルは、主人公ベラの台詞より取りました。
お客さんは4割強ぐらいはいましたね。

ネタバレしていきますので、未見の方はご注意下さい。
またR指定映画のため、内容をぼかしてあります。


監督はヨルゴス・ランティモス、主役のベラにはエマ・ストーン、放蕩弁護士ダンカンにはマーク・ラファロ、ベラを蘇生させる変わり者の外科医ゴッドウィンにはウィレム・デフォー、ベラと婚約するマックスにはラミー・ユセフ、船でベラと交流する皮肉屋ハリーにはジェロッド・カーマイケル、同じく船で会うマーサにはハンナ・ジグラですね。


冒頭、ベラが橋から身投げするシーンから始まります。
その後、なぜが同じ女性がゴッドウィンの邸宅で暮らしていますが、明らかに外見に知能が追いついてません。
ゴッドウィンは変わり者の自分と交流するマックスを自宅に招き、マックスはベラを見るなり気に入ります。
ベラはいきなりマックスに顔面パンチを喰らわせますが、本人はふざけているのかそれを楽しんでいます😅

やがて、マックスはベラに何か秘密があることに気づき始め、ゴッドウィンを問いつめます。
ゴッドウィンは、恐るべき内容を話しだします。
身投げしたベラがゴッドウィンのもとに運ばれてきたとき、まだ体はかたくなっておらず、少し暖かった。
電気刺激を送れば蘇生可能だと判断した彼は、ベラのお腹にいた胎児の◯を彼女に移植したのです❗
これにより彼女は蘇生しましたが、諸事情のため、物事を一から覚えている最中なのです。

それでもベラへの愛は変わらないマックスは、ゴッドウィンの後押しもあり彼女と婚約することに。
婚姻誓約書だかなんだかを書くのに、放蕩弁護士ダンカンを招くゴッドウィン。
遊び人のダンカンは、ベラを見るなり気に入って…。
彼女をそそのかし、二人で駆け落ちします。
(ベラには世界を知りたいという、純粋な欲望があり、それを利用されます)

ダンカンは、ベラに「私に本気になるなよ。私は女に真心など与えない。与えるのは冒険だけだ。」と下衆い事を平気で言います。
そのはずが、いつしかダンカンの方がベラの虜になっていきます。
彼女の為に、半分誘拐まがいのことをして船に連れ込んだり。
そこで会ったハリーとマーサがベラと親しくなる事に怒って、マーサを海へ投げ落とそうとして船員に止められたり。

ベラはベラで、ハリーに見せられた現実に非常に大きなショックを受けます。
船の外では、貧しいために亡くなった赤ん坊が集められてる場所があり、それを見せられたのでした。 

その後はダンカンがカジノで大勝ちしたり。
その金を全て、ダンカンが寝てる間にベラが外にいる貧しい人たちに寄付したり。
文無しになったダンカンとベラは船から下船させられ、パリへ。
そこでベラは…成り行きで◯◯の仕事をすることに。
ダンカンはショックで半分イカれてしまったのか、ベラの仕事場の前で自分の髪の毛を抜きながら、彼女の名前を叫んだり。 
(ちなみにこの症状は抜毛症といい、過去に私もなったことがあります。現在は治ってますが、強いストレスがかかると今でも髪の毛を触るクセが抜けません😥)
ベラは仕事仲間から帝王切開の跡があると教えられ、自分に赤ん坊がいたことに気づきます。
そしてついに、マックスから手紙が来たこともあって、ゴッドウィンのもとへ帰ってきたベラ。
ゴッドウィンは自分の死期が近いことを認識しており、ベラも理解しますが赤ん坊の事を問いただします。

ゴッドウィンから詳細を聞かされ、更に邸宅にはもう一人ベラと同じことをされた女性フェリシティ(マーガレット・クアリー)がおり、ベラは「モンスターども」と痛烈に批判します。
しかし、最終的にはゴッドウィンたちと和解し、教会で結婚式を…と思ったら身投げする前の彼女を知る男アルフレッド将軍(クリストファー・アボット)が現れます❗

アルフレッドについていくベラですが、なんと彼は自分の屋敷でも銃を持ち歩き、気に入らないことがあれば使用人だろうが執事だろうが銃を向けて脅しまくるイカれた男だったのです。
ベラは去ろうしますが、「逃げようとしたら撃つぞ」と言われる始末。
こんな狂人が夫では、身投げしたくもなるでしょう。

更に昼間に将軍の恐るべき計画を盗み聞きしたベラは、銃を向けられつつも一瞬の隙をついて奪います。
弾みで自分の足を撃った将軍を、マックスの元へ連れて行くベラ。
前後して、ゴッドウィンは静かに息を引き取ります。

そして、マックスとベラは結婚し彼女は医者になるために勉強中。
将軍は、なんとヤギの◯を移植されてしまいました😰
これはコレで、残酷な気がしますね😥
この映画はフィクションですけど、◯◯を移植する時点で倫理的にどうなんだという問題はありますが、今回はなんと動物の◯◯を人間へ…。
怖いですね。
私としては、素直に死んでしまいたいです。 
まあ将軍も将軍で、相当な悪人ではありましたけど💧
ああなってしまっては、本当に「哀れなるもの」ですね。

ベラを演じたエマ・ストーンは、外見は女性なのに中身は子供という難しい役どころを演じきったと思いますね。
序盤の単語ばかりのベラから、後半はほぼ大人と言える話し方へ。
身体を張った演技も多くありました。

ダンカンを演じたマーク・ラファロは、放蕩弁護士のはずがベラに本気になり、しまいには彼女を逆恨みするしょうもない男をうまく表現してました。
声を震わせるところとかは良かったですね。

外科医ゴッドウィンを演じたウィレム・デフォーも、ベラに抱く複雑な感情と、父親から虐待に近い行為を受けて育った孤独な男の哀愁がにじみ出てました。
マックスを演じたラミー・ユセフは、やや押しが弱いながらもベラを一途に愛する温厚な男性をちゃんと表現してくれてます。

上映時間は2時間半弱ですが、そこまで間延びした印象もなく楽しめました。
将軍が出てくるのがちょっと遅すぎて、ここからもう一波乱あるのかと思ったら少し気が重くなったくらいです😅

今回も、写真を撮れませんでした😥
ただ映画館を出るとき、昔の会社の人に会ったのがびっくりでしたね。
凄い偶然があるものです🙂

ここまで付き合ってくれた方、ありがとうございます!
スターやブックマークしてくださる方、ありがとうございます!
それでは、日本からぼったくり被害が減ることを願って、また!



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