ぼったくりに負けない

be water myfriend by李小龍

人との競争が嫌い

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皆様、本日もお疲れ様でした🙂
今回は、楠木建氏の編著「好き嫌いと経営」について感想を書かせて頂きます。
タイトルは、本書にある前澤友作氏のインタビューの項目名からです。

私が読んでて、凄いなと思った箇所は、【出口治明 「活字と歴史が好き」】の中にある【40代、50代こそベンチャーを起こせ】の部分ですね。
一文を紹介しますと
【出口 僕自身は、仕事なんかどうでもいいと思っているんですよ。人生80年として、平均的な時間を計算してみたら、寝て食べて遊んでいる時間が3分の2以上を占めていて、仕事に費やす時間なんて3分の1くらいです。3割くらいのものなんていうのは、全体を10としたらどうでもいいことなんです。人間にとって大事なのは、良いパートナーを見つけて楽しい生活を送ることで、仕事なんて価値がない。価値がないものだったら、なんでそんなもののために上司にごまをするとか、人からどう思われるとか、そんなしょうもないことを考えるんだと。どうでもいいことだったら好きにやればいいじゃないか。思うとおりやって、チャレンジして、イヤだったらチェンジすればいい。
楠木 最高ですね。普通は、特に若い方だと、勝つか負けるか、がんばらないといけない、これからはコレが大切だ、となる。いわゆる「ビジネス書」には、そういうことがいっぱい書いてあるんですよ。もうそういうことばっかり】


【出口 仕事が100%だと思ったら、上司に嫌われただけで俺の一生はもう終わりだと落ち込むじゃないですか。どうでもいいものだと思っていて、みんな失敗するという現実が見えていれば、「ああ、失敗した。俺もやっぱり普通の人間や、99%の多数派なんや」と思えば気が楽になる。だから仕事で落ち込んだり悩んだりしている人は、人生における仕事の位置づけが間違っている。人間と人間が作る社会に対する洞察力が欠けている。小説を読んだり、たくさんの人と飲んだり、遊んだり、世界を旅したりすれば、仕事なんかどうでもいいということがよくわかると思います。

楠木 それはイイ話ですね。気が楽になりますし、人生が豊かになりますね。しょせん人間なんてそんなもの】
と、あります。
その後、出口氏が「だから僕40代、50代が1番ベンチャー起業に向いてると思うんですよ。‥」と続いていきます。

この「仕事なんかどうでもいい」って、思っていても、なかなか口に出して理論を説明することって難しいと思います。
それを説得力のある感じで、話をわかりやすく展開していく出口氏は凄い人ですね。
私も上司に嫌われた経験ありですが、別にそれで人生終わりではないし、間違いなく自分は99%の多数派です。
今の仕事がうまく行かなかったとしても、仕事を選びさえしなければ、働き口はあるはずですしね。
昔から、TSUTAYAの店員になってみたい気持ちがあります😁
映画好きなのでね🎬

この本は、楠木氏と14人の経営者の対談を掲載したもので、錚々たるメンバーですね。
私は知らない方もいましたが、その方面には有名な方々とお見受けしました。
中には面白い話もあって、わりと読みやすいですね。
経営に興味のある方は、読んでみるのもありです。
商品のリンクを貼らせて頂きますね。

ここまで読んでくださった方、ありがとうございます!
はてなスターつけてくれている方々、ありがとうございます!
それでは、日本からぼったくり被害が減ることを願って、また!



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