ぼったくりに負けない

be water myfriend by李小龍

中身は何だったの?

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皆様、本日もお疲れ様です🙂
今回は、先日TOHOシネマズ上大岡で鑑賞した映画「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」について感想を書かせて頂きます。
タイトルは終盤のモリーの台詞からです。 
今回はあらすじを少し端折りますね💦
理由を白状しますと、寝不足が続いていてあんまり時間が取れないのです😅


※ネタバレしていきますので、未見の方はご注意下さい。


監督はマーティン・スコセッシ、主役のアーネストをレオナルド・ディカプリオ、後にアーネストと結婚するモリーにはリリー・グラッドストーン、アーネストの叔父でオセージヒルズの王と呼ばれるヘイルにはロバート・デ・ニーロですね。


冒頭、オセージ族が何かの儀式❓を行っています。


場面変わり、オクラホマ州オセージ群にアーネストが戦争から帰還してきます。
ヘイルが「我らが戦争の英雄だ」と温かく迎え入れます。
アーネストの弟のバイロンも、兄の帰還を喜びます。
ヘイルの家で、会話するアーネスト。
ヘイルは「身を固める気は?」などと聞いています。
この街に住む先住民であるオセージ族は、石油の発掘によって莫大な富を得ています。
そのオセージ族の娘と、結婚すれば我々に富が流れてくる‥とヘイルは言います。
モリーという女性が、最近付き合ってた男と別れたようで、暗に結婚しろと勧めてますね。

実際にアーネストは、モリーを送迎するうちに夕食を一緒にとったりして親しくなり、結婚します。
オセージ族の、資産の受益権❓を密かに狙っているヘイル。

暫くして、モリーの姉妹のミニー(ジリアン・ディオン)が消耗性疾患で他界します。  
彼女の夫のビルが、適切な治療を受けさせなかったからだと、噂が広まります。
金絡みだとか。

そうこうしてると、今度はモリーの母親リジー(タントゥー・カーディナル)が死亡。
ミニーと同じ死因だとか。
オセージ族には、亡くなる前にフクロウを見るという言い伝えがあるようです。
実際にリジーは、フクロウを目にするシーンがありました。

更に、モリーの姉で酒癖が悪いアナ(カーラ・ジェイド・マイヤーズ)が銃殺されます。
アナと最後に一緒にいたバイロンが、事件に関わってるっぽいです。
更にヘイルが裏で糸を引いていて‥。

ヘイルは、自分たちにオセージ族の資産の受益権が渡るように、邪魔者を殺害する計画を立てていました。
アーネストもなんだかんだで片棒をかついでいきます。

アーネストはブラッキーというゴロツキに仕事を依頼して、自分の赤い車を独断で盗ませます。
そしたらブラッキーがヘマして捕まり、そのことを知ったヘイルにお仕置きされたり。 
この時ヘイルはフリーメイソンの会員とか言ってたので、相当ヤバい人物なのでしょう😅
フリーメイソンは危ない秘密結社だったと記憶しています。

気鬱症のオセージ族の男ヘンリー(ウィリアム・ベルー)を、ジョン(タタンカ・ミーンズ)という男性を使って殺させたり。
ヘンリーは保険金の為に殺されるという、悲惨な最期でした。
更にヘンリーは、ジョンに殺されるまで、お互いある程度話をする仲になっていました。
ジョンはヘンリーを自殺に見せかける為に、正面から銃を撃つよう言われてましたが、ある程度関係を築いてしまった為に忍びなくなり後ろから銃殺します。
これによりヘンリーの死はどうみても殺人になり、後の展開に影響を与えます。

ミニーの死後にビルは、オセージ族のレタ(ジャネー・コリンズ)と再婚したのですが、結局2人が邪魔になったヘイルはアーネストに殺害を依頼。
アーネストは爆弾を扱うゴロツキの、エイシー・カービーという男にジョンを通して殺人を頼みます。
エイシーは、ビル夫妻の家の地下に爆薬を仕掛けて爆破しますが、派手にやりすぎます。
爆破直後は、奇跡的にビルは生存してましたし。

ここまで来ると、モリーも自分たちに近しい人間が殺人に関与してる事に気づきますが、ヘイルに皆買収されているのか地元警察は動かず。
彼女は糖尿病の身体を押してワシントンへ飛び、大統領に直談判しに行きます。

すると後日、アーネストの家にワシントンからの捜査員がきます。
ビビるアーネスト。
ヘイルに相談しますが、ヘイルは自分が捕まらないことしか頭になさそうです。

ヘイルはモリーに、「世界で5人しか受けられない」という怪しい糖尿病薬を、これまた怪しい医者兄弟に打たせます。 
(インスリンと言ってます)
しかしモリーは徐々に衰弱していきます。
多分途中でモリーは何か気づいたんでしょうね。
医者ではなく、アーネストに注射を打たせたりしてました。


一連の事件に関与してるエイシーとブラッキーは、口封じのためにヘイルにハメられます。
エイシーは死亡し、ブラッキーは逮捕。
ブラッキーは事件に関与したことを吐いてしまいます。

更にアーネストも警察署かどっかに連れてこられ、詰問されますが最初はしらを切るものの、ブラッキーが出てきて焦ります。 
結局ジョンとのヘンリー殺害計画などを話し、証人として出廷することに。 
しかし裁判はモメて一度休廷。

ヘイルもアーネストも留置場に入れられますが、ヘイル派の人間がアーネストを洗脳。
アーネストは証人になることを撤回しようとしますが、モリーとの3人目の子供のリトル・アナが死んだと聞かされ泣き崩れます。
そして再び証人になることを決意します。
ヘイルは「考え直せ。後悔だけはするな」と言いますが、アーネストは「今は後悔しかない」と返します。

前後して、病院に運ばれたモリーは適切な治療を受け元気になります。
終盤、証言を終えたアーネストはモリーに「真実を話した?」と聞かれます。
アーネストは頷きますが、モリーは続けて「薬の中身は何だったの?」と。
「あなたが打っていた薬よ」と言われ、
アーネストは「インスリンだよ」と答えると、無言でモリーは出ていきます。

ラストシーンでは後日談として、モリーはアーネストと離婚し、別の男性と一緒になったこと。
モリーは後に糖尿病で50代で亡くなったこと。
モリーに毒を投与していた医者兄弟は不起訴処分。
ヘイルは終身刑になるも、数年後模範囚として出所したことなどが語られます。
更に、スコセッシ監督がちょっと出てました。



ディカプリオの演技は、相変わらず良かったですね。
リトル・アナの死の知らせを聞いた時の反応は、迫真の演技です。
捜査員が来てから、焦りまくる様子も挙動がとても上手い。流石です。
デ・ニーロの演技は二面性というか、汚いことも平気でやる冷酷な犯罪者役は、結構凄みがありました。
ただ最後の方は段々胡散臭くなってきて、なんでアーネストが盲信してるのかちょっと腑に落ちませんでしたね😅
終盤にヘイルがいきなり車で訪ねてきて、アーネストに「私には友人が大勢いる。もしお前に何かあっても心配はいらない。助けてやれる。そこで、これに署名してくれ。なんの意味もない、形だけの署名だ」とか言って、アーネストに署名を求めるシーンがあります。
私には、「いくらデ・ニーロ演じるヘイルがやっていても、こんなのアーネストに罪を被せるためだろう。アーネストもなんで迷いながらも署名するんだ❓そこまでバカじゃないのに」と、なってしまいました😅
リリー・グラッドストーンのモリーが一番かわいそうな役でしたね。
ただ、毒を盛られてうつら状態の時と、元気な時の演じ分けは見事です。
ちょっと浮世離れしてるというか、独特な雰囲気がありました。

この映画、200分超えなんですよ。
スコセッシ監督は「テレビを5時間見る人もいる。少しばかりシネマに敬意を」と言っており、私もそれには同意しますが‥体験してみると、長いです💦
実話ベースの重厚な作品でしたけどね🙂
時折モノクロで、実際のオセージ族とおぼしきシーンもあり、監督のこだわりを感じられます。
スコセッシ作品が好きな方、ディカプリオやデ・ニーロファンの方は、観て損はないでしょう。

映画館で撮りました😀


ここまで付き合ってくれた方、本当にありがとうございます!
はてなスターつけてくれている方々、ありがとうございます!
それでは、日本からぼったくり被害が減ることを願って、また!


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