ぼったくりに負けない

be water myfriend by李小龍

父の誕生日を忘れた

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皆様、こんにちは🙂
今回は、先日シネマジャック&ベティで鑑賞した映画、「アシスタント」について感想を書かせて頂きます。
(ファーストデイで1200円で観れました、得した気分です🎬)

※ネタバレしていきますので、未見の方はご注意下さい。


監督はキティ・グリーン、主役のジェーンにはジュリア・ガーナーですね。


冒頭、ジェーンの日常が映し出されます。
数分経たないと台詞がないので、かなりシリアスな雰囲気ですね。
ジェーンはエンタテインメント企業に就職してますが、雑用的な業務が多い模様です。
電話番、飲み物出し、片付け、上役と相手方の日程調整など。
男性アシスタントに電話に出ろと命令されて、出ると女性から「夫はどこだ、カードが使えない」だの怒鳴られ、助言をしたら、その後は夫❓から「妻に何を吹き込んだ?」だの言われてます‥。
この辺は私の理解力が乏しいのか良くわかりませんでしたが、ジェーンが貧乏くじを引かされてるのはわかりました。

謝罪文を送ったりして、少し参ってしまったジェーンは母親に電話を。
すると「昨日は父さんの誕生日よ」と。
ジェーンは自分が忘れてたことに、ショックを受けている感じでした。

ある日、会社の受け付けに若い女性が。
アイダホから来たと。
ジェーンは彼女を送る車内で、多少会話をします。
業界未経験っぽい感じです。
マーク・ホテルに彼女を送って、職場に戻ると男性アシスタントに「どのホテルだ?」と言われました。
程なくして会長も外出。
そこで何かに気付いたジェーンは、業務中ですが別の建物へ。

そこでカウンセラーみたいな男性に、業界未経験の子をホテルに住まわせて、会長がそのホテルに行ってることや、以前ソファにイヤリングが落ちてて、見かけない女性が取りにきた事などを話します。
しかし男性は、なんでも話してくれといった割には、君は若い子に嫉妬していると断じ、まともに取り合いません。
更には「君の不満を正式に受理してもいいが、どうなるか分かるね?」などと、なかば脅しのような発言までしてきます。

ジェーンは相当辛かったのではないでしょうか。涙ぐむのも当然でしょう。
この辺はジュリア・ガーナーの演技が光りますね。
結局ジェーンは引き下がり、職場に戻ると男性アシスタントは「まず僕らに相談しろ」と。
その後は会長から怒りの電話で、「君には怒鳴る価値もない」などと言われます。
「謝罪文を送れ」と言われ、言う通りにするジェーン。
非常にいたたまれません。

その後、会長から「悪かった。厳しく当たるのは、君にはちゃんと育ってほしいからだ」などと返信がきますが、私は本当かよと思いましたね。


電話番からやることになった新人の若い子に、ジェーンが外線のかけ方などを教えるシーンもありました。
その日も結局ジェーンは遅くまで残ってましたが、帰っていいと言われ退勤。
少し歩いたところにある、ファーストフード店❓で、父親に電話をかけ「おめでとう」と。
父親に「仕事はどう❓」ときかれ、「大丈夫よ」と答えていたと思います。
ジェーンが外へ出たところで、この映画は幕を閉じます。

87分という短めの尺ですが、考えさせられる映画ですね。
その後ジェーンはどうしたのでしょうか?
業界ではこういう事は、日常茶飯事なんですかね。

全体的に、ジュリア・ガーナーの抑えた演技が役どころとうまくあってます。
表現力のある、女優さんなのではないでしょうか。
職場で、子供の誘いにのってあげるシーンがありますが、数少ない明るいシーンの1つですね。

今年の1月に公開された「シー・セッド その名を暴け」も同じ題材でしたね。
こういう事は、誰かが声をあげなければ、解決には向かっていかないんでしょう。
その最初に声をあげるのは、大変な勇気がいると思いますが、私はやる価値はあると思っています。
でなければ、このブログもやってませんし。
(私の場合は大分ケースが違いますが)

犯罪に屈する必要は全くないです、本当に。
心から、そう思います。

映画館で撮りました↓



ここまで付き合ってくれた方、本当にありがとうございます!
はてなスターつけてくれている方々、ありがとうございます!
それでは、日本からぼったくり被害が減ることを願って、また!

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