ぼったくりに負けない

be water myfriend by李小龍

永遠になろう

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皆様、今日も暑い中お疲れ様でした🙂
今回は、先日TOHOシネマズ上大岡で鑑賞した映画「グランツーリスモ」について感想を書かせて頂きます。
お客さんの入りは、4割くらいでした😥

※ネタバレしていきますので、未見の方はご注意下さい。


監督はニール・ブロムカンプ、主人公ヤンにはアーチー・マデクウィ、GTアカデミーを設立するダニーにはオーランド・ブルーム、プロレーサー志願のゲーマーたちを指導する教官ジャックにはデビット・ハーバーですね。


冒頭、グランツーリスモが世界的なレーシング・シュミレーターであることが説明されます。
そして、ダニーが日本の日産で、ゲーマーたちを集めて競い合わせ、選抜された数名にプロレーサーになるチャンスを与えるという前代未聞のプレゼンをします。
日産の幹部達は微妙な反応。
しかし、ダニーは帰り際に呼び止められ、「あなたの案は承認された」と言われ喜びます。 
「ただし条件が。優秀なチーフ・エンジニアを雇うこと。ミスは許されない」と付け加えられます。

早速ダニーはエンジニアを探しますが、この前例のない企画に乗ってくれる人間が見つかりません。
リストの最後らへんまできて、ジャック・ソルターの名が。
ダニーはためらいつつも、彼に会いに行きます。
ジャックは「ゲーマーが本物のレーサーになれるわけ無いだろ」と一蹴します。
彼自身もレーサーだったようです。
ダニーは引き下がります。

しかし、ジャックは現在のエンジニアの仕事の会食で、雇い主のレーサーにアドバイスをしたら「50年前の燃えカスに用はない」などと言われます。
ジャックはそのまま退席。
ダニーに連絡を取り、「引き受けるよ。ただし、危険を感じたら俺は降りる」と伝えます。



グランツーリスモに熱中している青年ヤン。
父のスティーブ(ジャイモン・フンスー)に「たまには外でサッカーでもどうだ?」と誘われますが断ります。
ティーブは「弟のコビーを見習え」と苦言を呈します。
ゲームランド❓というゲーセン的な場所で、どうやらヤンは一番の様子。
グランツーリスモのプレイヤーの中では、有名なようです。
ある日、ヤンのアカウントがダニーの企画「GTアカデミー」の候補者になったと連絡が。
突然のことに夢じゃないかと疑うヤン。
後日開催のレースに優勝すれば、GTアカデミーに参加できるようです。 

前後して、弟のコビーに夜な夜なスティーブの車を勝手に借りて運転し、仲間と外で騒いだりしていたヤン。
ヤン自身は、騒ぐよりオードリーという意中の女性がいて、彼女と交流するために渋々ついていってます。
しかし帰り道でパトカーに見つかり、翌日にGTアカデミーの選抜レースを控えたヤンは何と逃走❗
コビーは「何やってんだ!」と言いますが、無事に逃げ切ってました。
家の前ではスティーブが仁王立ちして待っています。
コビーに「兄貴は運転がうまい。認めたら庇ってやる」というヤン。

翌日スティーブに言われるがまま作業場で仕事していたヤンですが、「この罰ゲームいつまで❓」と聞きます。
ティーブは「罰ゲームでここに連れてきたと?このままじゃここがお前の行き着く先だ」と答えます。
納得いかないヤンは、「もういい」といいゲームランドへ。 
そしてGTアカデミーの選抜レースにギリギリ間に合います。
もちろん優勝するヤン。
とうとうGTアカデミーへの切符を手に入れます。

後日、GTアカデミーの参加者が集められます。
ダニーと、教官のジャックが彼らにスピーチ。
ジャックは辛辣なスピーチをかまします。
「ダニーはこの中から本気でプロレーサーを育てるつもりらしいが、俺が無理だと証明する。プロレーサーになれるのはほんの一握りだ。
時速300キロ超えで、一瞬の判断を迫られる。迷ったら命取りだ。強靭な肉体と精神が必要だ。ざっと見たところ、耐えられそうなやつはいないな」的な感じでした。

そんなこんなで始まった、GTアカデミーによるプロレーサー育成プログラム。
レーシングカーの運転の他に、当然体力トレーニングもあります。
その過酷さに、1人、また1人と脱落していく候補生たち。
ある時ヤンは助手席にジャックを乗せたままクラッシュします。
直前にジャックは「ブレーキだ!」と言ってます。
ヤンは「ブレーキは踏んだ。フェードしてて‥」といいますが、ジャックは「お前がビビったからだ」と。
しかし、エンジニアが点検すると「彼の言う通りフェードだ」と。
ジャックはヤンに「なぜわかった?」と聞きます。
ヤンは「ゲームでずっとやってた(同じ症状だった)」と。

最終的に、候補生は5人になります。
その5人でレースをし、優勝者がプロのレースに出場する機会を与えられます。
レースの終盤、マティとヤンが接戦を繰り広げます。
両者並んでゴール。
カメラで確認すると、確か1000分の1秒差でヤンの勝利❗
ジャックはすぐに伝えろと言いますが、ダニーが待ったをかけます。
ダニーは「マーケティングの視点から考えてみよう。ヤンのカメラの前ではオドオドしてしまう。我々の顔にふさわしいのはマティだ」と割とひどいことを言い出します。
ジャックの反応は詳しくは描かれませんが、多分反対したんでしょう。
ヤンは自分が勝ったと伝えられ、思わずガッツポーズ❗
母親にも電話で喜びを伝えます。

そして迎えたプロのレース。
ヤンは全部で6レースに出場予定で、4位以内に入ればプロのライセンスを取得できるとか。
意気込んで望みますが、ライバルの妨害やら何やらで5レース目までは結果が出ません。
しかし、あとがない6レース目で見事4位に入ります❗
プロのライセンスを取得したヤン。

日本の東京で会見をしたり。
オードリーが来てくれて、2人で東京を楽しんだり。
この部分は、本当に日本で撮影したんですかね❓
日本で撮影したのなら、日本人として嬉しい限りです😁
オードリーとはかなり良い雰囲気になってました。


プロレースで経験を積んでいくヤンですが、ある時起伏のあるコースで逆風にあおられ、盛大にクラッシュします! 
思わず見ていた母親も泣いてました。
つられて私までうるうるしてました。

普通なら確実にあの世行きですが、映画なので生還。
流石に暫く入院します。
しかし、あの事故で観客に犠牲者が出たと知らされ、非常に大きなショックを受けるヤン。
ダニー達にも「出てってくれ!」と言ったり。
オードリーに「そばにいようか?」と言われても断り、母親からの電話も「もうレースは無理かもと」すっかり意気消沈。
退院してからも、塞ぎ込んでいたようで、見兼ねたジャックが外へ連れ出します。
確か事故現場だったと思いますが、そこまで連れていき、ジャックはル・マンでの自分の事故を打ち明けます。
「追い抜こうとすると、前のフォードが震えた。車はスピン。ドライバーのトニーは搬送中に死んだ。
皆事故はお前のせいじゃないと言ったが、俺には耐えられなかった。
俺はレースを引退した」と。
(違ってたらごめんなさい)
そして、こう続けます。
「俺は無理だったが、お前は違う。
お前ならトップになれる。それを証明しろ。今戻らなければ、二度と乗れないぞ」と。

後日、ヤン・ダニー・ジャックで話し合いが。
ダニーから
SNSでシムレーサー(ヤンのこと)反対の声が大きくなっている。ライセンスを取り消せと。
それを黙らせるには、我々の実力を証明する必要がある。
ル・マンで表彰台に立とう」と言われます。
これにはジャックも
「(笑ってしまい)すまん。本気なのか?あのル・マンだぞ」と驚きを隠せません。
ヤンとジャックで話し合い、「ル・マンは手強いぞ。俺は失敗した。だがお前なら出来る」とジャック。
ヤンも承諾します。
タイトルはこの時のヤンの台詞から取りました。
ル・マンは24時間耐久レースで、3人のレーサーが必要です。
GTアカデミーで競い合ったマティとアントニオでチームを組むことに。

そして迎えたレース当日。
控室❓に父のスティーブが来ました。
抱擁する2人。
「父さんは僕の誇りだ」
「お前を支えてやれなかった。守ってやることばかり考えて。
親なんて皆そうだ。だがお前は夢を叶えた。自慢の息子だ」と会話を交わします。

レースが始まりますが、プロになってからライバルの1人であったシューリンが早々にクラッシュします!
車は大破し炎上。
普通はあの世行き確定ですが、これは映画なので救助されます。
しかし、前回の事故の記憶がフラッシュバックしたヤンはどんどん失速。
順位も落ちていきます。
ダニーは「目を覚まさせろ!」とジャックに言いますが、ジャックの言葉にもヤンは無反応。
そこで、ジャックは前にヤンがプレゼント(東京で買った)してくれた曲を聴く携帯機器を取り出します。
そしてヤンの勝負曲であるケニー・Gとエンヤの曲を流すのです。
最初は「止めろ!」と拒否反応を示すヤンでしたが、徐々に落ち着いてきました。
ジャックに「怒りを感じたろ?その怒りをレースにぶつけろ!ぶちかませ、ヤン!」と激励され、ヤンは爆走。
ここから順位を上げていきます。
その後、夜間は雨がふったり、マティとアントニオと交代で走るヤン達。
最後のピット作業でクルーがもたついて、5位ぐらいまできてたのが9位になったりします。
ここでヤンがゲーマー時代にスティーブに「ライン追えよ」
「皆ラインを追う。だから僕は自分流でアウトからいく」といった場面が回想されます。
そしてジャックに「自分流でアウトからいく。僕を信じてくれ。」と。
ジャックは「タイヤがもたない」と言いますが、ヤンを信じます。
そして4位まで追い上げたヤンは、プロになってから因縁のある金持ちのキャパと表彰台(3位)争いへ。
キャパは「抜かせないって」と並ばれないようにしますが、ヤンはうまくかわし、ついに横ならびに。
そして両者並んだまま、フィニッシュ❗
どっちが3位だ?となる中、表彰台に上がる権利を勝ち取ったのはヤン❗
これにはダニーもジャックも喜びを爆発させます❗
表彰台で満面の笑顔のヤン😁
ダニーとジャックは、前に「表彰台までとっておく」といっていたシャンパンを口にしていました‥。


アメリカンドリームの体現者、とでも言いましょうか。
夢をあきらめずに、追いかけ続ける姿勢は見てて応援したくなります。
私はグランツーリスモは未プレイですが、充分楽しめましたね😀
劇中、ヤンがインタビューで「僕がやめたら証明されてしまう。レーサーになるなんて夢物語だってことが」という言葉が印象的でした。
実際のヤン本人が、この映画でカースタントをやってるとエンドロールで流れてましたね。
車がクラッシュするシーンが3回くらいありますが、あの感じだとドライバーは1クラッシュあたり2回くらい死んでる気がしますが、これは映画なので😁
オードリー役の彼女も、可愛い感じの人でしたね。
目が素敵な感じで。
メイヴ・コーティエ=リリーという方でした。

グランツーリスモファンの方はもちろん、レーシングカー好きな方にもおすすめの作品です❗
王道的な展開ですが、私は割と引き込まれましたね😀

映画館で撮りました🎬


ここまで付き合ってくれた方、本当にありがとうございます!
はてなスターつけてくれている方々、ありがとうございます!
それでは、日本からぼったくり被害が減ることを願って、また!


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