皆様、今日も暑い中お疲れ様です🙂
今回は、先日TOHOシネマズ上大岡で鑑賞した映画「名探偵ポアロ ベネチアの亡霊」について感想を書かせて頂きます。
お客さんの入りは、4割くらいでしたね😥
私はシネマイレージ会員なので、チケットは割引で購入しました。
定価だと、ちょっと財布が寂しくなるので😅
※ネタバレしていきますので、未見の方はご注意下さい。
監督・主演はケネス・ブラナー、霊媒師レイノルズ役にミシェル・ヨー、降霊会にポアロを誘うオリヴァ役にはティナ・フェイ、フェリエ医師にはジェイミー・ドーナンですね。
冒頭、ポアロが自宅に戻るのに門をくぐると、あとからついてくる人が多数。
その中のひとりが「自分の家族が次々に死んでいく。呪われた家系かも。」と言いますが、ポアロは無視。
なおも食い下がる男は、ボディガードのにヴィターレ(リッカルド・スカマルチョ)にラリアットをかまされます。
ポアロが屋上でのんびりしていると、友人が訪ねてきたと。
オリヴァ夫人が、霊媒師のレイノルズ夫人がやる怪しげな降霊会に参加しようと誘います。
降霊会をやる屋敷では、ドレイク夫人が住んでおり、過去に娘のアリシアを失っています。
そのアリシアの魂と話すことが出来るなら、とレイノルズを呼んだようです。
屋敷には家政婦のセミノフ(カミーユ・コッタン)、フェリエ医師とその息子のレオポルド(ジュード・ヒル)、レイノルズの助手のデズデモーナ(エマ・レアード)、アリシアの元恋人マキシム(カイル・アレン)がいます。
レイノルズの降霊会が始まり、指を触れずにタイプライターを打つ彼女。
急に叫んだりしたあと、アリシアが憑依したように見えます。
アリシアが憑依したレイノルズは、「殺された」と言っています。
それを見て取り乱す一同。
ここでポアロがレイノルズに協力者がいることを見抜き、煙突から引っ張り出しました。
ニコラス(アリ・カーン)という男性で、デズデモーナの弟です。
タイプライターのトリックを見破り、とりあえず降霊会は終了。
ポアロはレイノルズと2人で話す機会があり、「私は霊など信じていない。あなたのやってることはまやかしだ。母親に娘の魂が苦しんでると思わせた」と言います。
レイノルズは悪びれる様子もなく
「私のやってることは、迷える人の心を少しでも安らげるようにと思ってのこと。(存在しないものをいるように)みせて何が悪いのです。それで依頼者が安らぐなら、構わないでしょう」的な事を言っています。
(この辺うろ覚えです、申し訳ない)
レイノルズに「もっと心を楽に」と言われ、彼女の仮面とマント❓をつけさせられるポアロ。
その格好で、皿の水面に浮かぶリンゴをくわえようとしたら‥背後から何者かに襲撃されます❗
しかし襲撃者はポアロにとどめを刺すことなく立ち去り、彼はすぐにヴィターレに救助されます。
と思ったら、女性の叫び声が聞こえ、建物の彫刻の突起の上にレイノルズ夫人が串ざしに❗
すぐに建物に鍵をかけ、「誰も外に出すな」とヴィターレにいうポアロ。
そして、ポアロはオリヴァと協力して1人ずつアリバイを聞いていきます。
何人か聞いた後、レイノルズの助手のデズデモーナとニコラス姉弟に聞き取りをしていると、凄い勢いで姉が逃げます。
不審に思ったポアロ達は、姉弟をしばります。
聞き取り中に、子供の歌声が聞こえるポアロ。
どうやら他の人には聞こえない様子。
更に屋敷では地震のような凄い音が。
地下から音がすることを突き止めたポアロ達。
皆で降りると、昔の子供たちと思われる骸骨が。
そんな事をやってると、神経過敏症のフェリエ医師が発作を起こし、マキシムと殴り合いに。
息子のレオポルドがフェリエ医師を説得し、正気に戻させます。
レオポルドはいつも本を読んでいて、神経過敏症の父の面倒を見てる感じであり、とても大人びています。
フェリエ医師は薬を服用し、部屋で横になります。
そこへドレイクが鍵をかけ、その鍵をポアロへ。
つまりフェリエ医師のいる部屋は、密室になります。
ポアロの聞取りは自分のボディガードのヴィターレや、降霊会に誘ったオリヴァ夫人にまで及びます。
どうやら2人は隠していた事があるようです。
ヴィターレは元警官で、この屋敷には来たことがないと言っていたが、実は警官時代に来ていた。
アリシアが死んだ時、彼女を水から引き上げたのがヴィターレだった。
オリヴァ夫人は、どうやら作家として次のネタに困っていたようで、密かにレイノルズやヴィターレと協力し、うまくポアロを誘い出せるようにしていたようです。
とか言っていると、フェリエ医師がおかしいと呼び出されるポアロ達。
部屋に入ると、既にフェリエ医師は事切れていました‥。
レオポルドは「あの時なんでパパを1人にしたんだ‥」と後悔しています。
またポアロの聞取りが始まり、マキシムと話します。
彼はどうやら本気でアリシアを愛していたようで、彼女の写真をポケットに入れてました。
ドレイクの話では、彼のほうが娘を振ったという話でしたが‥。
マキシムは話しながら包丁を使っていて、指を切ります。
切り傷には蜂蜜が1番と言われ、その場にあった蜂蜜を塗るマキシム。
一口なめると、「野花じゃない。種類は不明だ」と。
3人目の犠牲者が出るのを恐れて、皆が屋敷から出たがる中、ついにポアロが口を開きます。
「亡霊の仕業に見せかけて、2人の人間を殺害した犯人‥それは母親であるドレイク夫人。あなただ」と。
もちろんドレイク夫人は否定します。
しかし、ポアロは全てを見抜いていました。
マキシムが切り傷に使った野花、これがキーアイテムだったようです。
その野花(名前忘れました、本当に申し訳ないです)は毒性があり、人体に幻覚・幻聴を引き起こす。
蜂蜜にすると毒が濃縮され、より強力になる。
子離れできないドレイクは、娘を手元においておきたいがために、その毒を紅茶にまぜて娘に飲ませていたのだ。
これにより、アリシアは幻覚・幻聴に苛まれ衰弱していった。
ある時、アリシアのそばを片時も離れないドレイクを心配した家政婦のセミノフが、看病の交代を申し出た。
しかし、セミノフが看ている時にアリシアが目を覚まし、錯乱状態になってしまう。
何も知らないセミノフは、アリシアに毒入り紅茶を更に飲ませてしまう。
そしてドレイクが看病を代わると、アリシアの心臓が止まっていることに気づいた。
そして恐ろしい選択をした。
娘の背中に3本の傷をつけ、亡霊の仕業に見せかけ、バルコニーから娘を突き落としたのだ!
この屋敷に入ってから、ポアロ自身も子供の声が聞こえたり、小さい時のアリシアを見たりしてましたが、それもドレイクに毒入り紅茶を飲まされていたからでした。
また、ドレイクの犯罪に気づいた人物がおり、彼女に脅迫状を送って金を揺すっていたようですが、この時点ではあかされません。
バルコニーに逃げたドレイク。
最後の抵抗を試みますが、彼女は何者かに引っ張られ(たようにみえる)バルコニーから転落死します。
警察は自殺として処理。
レオポルドは、セミノフ夫人の養子になるようです。
ここで、ドレイクに脅迫状を送っていたのはレオポルドであったことが判明。
「パパのカルテをみれば毒だとすぐわかった。パパは働けないから‥」とレオポルド。
余って使い道がない金をどうしようと話になり、ポアロが「良い使い道が」と。
デズデモーナ姉弟は犯罪者でしたが、昔から行きたいところがあり、そこでなら暮らせるはずだと。
姉弟の旅費に、その金を当てることになり、彼らにも笑顔が戻ります。
ポアロはレオポルドに「屋敷でおきたことで自分を責めるな」と言います。
すると彼は「大丈夫。死者にはすぐ会える」とちょっと不吉な事を言います。
オリヴァは「新作は書き直しよ」と。
ポアロは「私の名は出すな」と答えてます。
家に戻ったポアロは、冒頭で無視した男性と、屋上で話す機会を設けます‥。
推理モノはあまり見ないのですが、見てみるとなかなか面白いですね。
ミシェル・ヨーの退場の早さには驚きましたが。
音の使い方が、なかなか上手くて私はしょっちゅうびっくりしてました。
ケネス・ブラナー氏の作品は初めて観ましたが、ポアロが犯人を暴くところとかは良いですね、表情や台詞の言い回しが。
レオポルドを演じたジュード・ヒルも、頭がいい感じがしっかり表現されてました。
推理モノが好きな方は、楽しめるはずです。
映画館で撮りました🙂
(私の手が写りまくって、恐縮です)
ここまで付き合ってくれた方、本当にありがとうございます!
はてなスターつけてくれている方々、ありがとうございます!
それでは、日本からぼったくり被害が減ることを願って、また!
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