皆様、今日も暑い中お疲れ様です🙂
今回は、永松茂久氏の著書「人は聞き方が9割」について感想を書かせて頂きます。
タイトルは第1章の名前から取りました。
私が読んでて共感した箇所は
【第4章 また会いたいと思われる人の聞き方】の中にある【聞いてくれる人がたった1人でもいることで「救われる人」がいる】という部分ですね。
一文を紹介しますと
【「人は孤独になると、判断を誤る」このことを私に教えてくれた、ある刑事さんの話をします。
その方は、今、定年退職で引退し、現在はいろんな困りごとを抱えた人たちの相談員をボランティアでやっている、元警察官です。
刑事課に所属していた現役の時、私の店の常連さんになってくださったことで、いろんなお話をさせていただき、ときには飲みに行く関係になりました。
「兄ちゃんは本を書いているからちょっとでもネタになればいいな」と、よくいろんなことを私に話してくれました。
そんなに口数が多い人ではなく、一見刑事さんとは思えないくらい物腰の柔らかい人でした。
話を聞くつもりで行った私が、気がついたら話す側に回っていることもしばしば。思わず人をそんな気持ちにさせてしまう、不思議な空気をもっていました。
「犯罪を生み出す一番の原因は孤独感だ」
刑事さんは飲みながら、よくこう言っていました。
刑事生活の中で、取り調べで犯人から言われた言葉の中に、とても印象的なひと言があったそうです。それは
「今まで、誰も自分のことをわかってくれなかった。でも刑事さんが、人生ではじめて俺のことをわかってくれた気がするよ。違う場所で、もっと早くあんたに会えてたら、ここにはいなかったかもしれない。ありがとう。俺のことをわかってくれて」
という言葉でした。刑事さんは私にこう続けました。
「人ってな、孤独になると普通の判断ができなくなるんだよ。誰でも『自分はひとりぼっちだ』って感じたら物事を冷静に考えられなくなる。だから普通の人じゃ考えられないようなことをやっちゃうんだろうな」】
と、あります。
この刑事さんの話は、本当にその通りなのではと思いますね。
私にも似たような経験がありますし。
孤独感にとらわれると、正常な判断が出来なくなる‥こういうことが1つでも減ればと感じています。
このパートでは最後のほうに著書さんが【話しを聞くことを通して誰かに寄り添える人を一人でも増やしていきたい】と考えるようになった、と書かれています。
話しを聞くことの大切さを、今一度考えるきっかけになる内容になってますね。
他にも【安心感からすべてがはじまる】や【口下手でも話し上手を超えることができる】という項目も、読んでて共感したり励まされたりしています。
時々イラストをはさんでくれてるので、全体的に読みやすいと思います。
聞くことの他に、ある実験を紹介していたりと面白かったですね。
商品のリンクを貼らせて頂きます。
ここまで読んでくださった方、ありがとうございます!
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それでは、日本からぼったくり被害が減ることを願って、また!
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