ぼったくりに負けない

be water myfriend by李小龍

マイルをゆずりたい

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遅い時間に失礼します。
皆様、今日も暑い中お疲れ様でした🙂
今回は、先日Blu-rayで鑑賞した映画「マイレージ、マイライフ」の感想を書かせて頂きます。

※ネタバレしていきますので、未見の方はご注意下さい。


監督はジェイソン・ライトマン、主役のライアンを演じるのはジョージ・クルーニー、バーで会う女性アレックスにはベラ・ファーミガ、会社の新人ナタリーにはアナ・ケンドリックですね。


リストラ宣告人をしているライアン。
飛行機でアメリカ各地に出張しては、対象者にリストラを言い渡す日々。
空港を我が家というほど、慣れ親しんでいるようです。
ある日、バー❓で出会ったアレックスと仲良くなります。
そのまま部屋で意気投合します。
番号を聞いて、時々連絡を取る仲に。


ライアンは妹ジュリーの結婚式を控えていて、姉のカーラに出張先の観光スポットで写真を撮るように頼まれてます。
渋々応じているライアン。

リストラ対象者には、基本的には決まり文句を言っています。
会社に新人のナタリーが入り、彼女は対面ではなくネットを通じてのリストラ宣告方式に変えることを提案。
それにより出張費も浮くと。
ボスは好意的な印象ですが、今まで対面を重んじてきたライアンは強く反発。
ボスの前で、ナタリーに「試しに僕をクビにしてみろ」と言い出します。
当然ライアンはナタリーを言い負かす格好になり、「君は本当にこの仕事をわかっているのか?」と問い詰めてました。

ボスから、出張にはナタリーを連れてくように言われ、渋々ライアンは承諾。
数々のリストラ面接を共にしていきます。
対象者がJ・Kシモンズだった時があるのですが、その時ライアンは彼の履歴書に目を通し、過去に料理のアルバイトをしていたことに触れ、諦めた料理の道へ進むチャンスだと励ましてました。
(はじめはJ・Kシモンズは「子供になんて言えば?」と写真を見せながら言って、臨戦態勢でした)
面接をしていく中で、ある女性が「計画がある。家の近くに橋があるの。そこから飛び降りるわ」と冷静に言ったことが、ナタリーにダメージを与えます。


出張先で、ボスからネット経由でリストラ面接をしろと指令が下り、ナタリーがやることに。
対象者は取り乱しますが、最終的に泣きながら出ていきます。
この辺はナタリーの表情から、大分ストレスをくらってるのがわかりますね。
ある種割り切らないと、こういう仕事は務まらないでしょう。

そして、とうとうボスから全面的にネット方式に切り換えると言われ、出張は廃止だと告げられます。
呼び戻されたライアン達。

ジュリーの結婚式も迫り、「1人でバーにいたくない、君と2人がいい」と心情を吐露したライアンはアレックスを誘います。
アレックスは承諾し、結婚式の前夜に家族で会食。
ライアンはジュリーの結婚相手のジムと、バーで住居がどうとか語らいます。

翌日母校に忍び込んだライアンとアレックス。
ライアンは昔はバスケをやってて‥など言ってるとカーラから電話が。
慌てて戻ると、ジムが式を止めると言い出したと。
カーラからジムの説得を頼まれたライアン、「俺は(結婚)未経験だぞ」と言いますがカーラは「私は1度失敗してるから説得出来ない」と返されます。
更に「あなたは今まで、家族の中でいないも同然だった。もしあなたに家族愛があるなら、今がそれを示すチャンスよ」と言われ、渋々引き受けます。
ジムは「結婚して、子供が2・3人できて、子供が学校を卒業し、いずれ結婚して、孫ができる。そんな人生になんの意味が?」と妙に悲観的になってます。
ライアンは「正直いうと、結婚は面倒のタネだ。普通の人生は無意味だ。
君は昨日の夜、不安で眠れなくなったと言ったね。ベットで一人だった?」と言い、ジムは「俺だけだった」と。
するとライアンは「人生を振り返ってみろ。幸せを感じた時は一人だった?それとも誰かがそばに?」
と言い、ジムは「いや、一人じゃなかった」と。
そんな感じで、ジムの説得は成功し、無事に挙式。
アレックスはシカゴに帰るので、み送るライアン。
もう出張はないので、今後会えない可能性もありライアンは寂しげです。


その後、リストラ宣告人の他に講演活動もしているライアンは、講演中に言葉を止めたかと思うと、講演をすっぽかして出ていきます。
そして、アレックスのいるシカゴに飛び、彼女の家を訪ねます。
しかし、彼女には家族がいました‥。
この辺はライアンが非常に不憫です。

後日アレックスから電話が来ますが、「なぜ家に来たの?困るのよ」と。
ライアンも「家族がいるなら言えよ」と返しますが、「お互い割り切った関係だと言ったでしょ。あなたは日常からの逃避の相手」と言われます。
ライアンは「僕も一部かと(日常の‥って意味ですよね?)」と言うのが精一杯。
アレックスは「私は大人の女よ。会いたかったら電話して。いい?」と言いますが、ライアンは電話を切ります。

帰りの飛行機で、今まで目標にしていた1000万マイルを達成するも、どこか浮かない顔のライアン。
そして職場で、ためたマイルをジムとジュリー夫妻にゆずりたいと電話してるとボスがきます。 
あの、橋から飛び降りると言っていた女性が本当に死んでしまったことが知らされます。
更にナタリーはメール一通で辞めたと。
ボスは出張再開を告げますが、ライアンはあまり嬉しそうじゃありません。


場面変わりナタリーが採用面接を受けていると、面接官から「君の推薦状が届いてる」と。
当然書いたのはライアン。
「ナタリーを雇って、損はありません。
最高の決断となるでしょう」的な内容です。
「彼を信じよう」と面接官から言われ、2人は握手します。

ライアンが、空港の時刻表をみているシーンでこの映画は幕を閉じます。


ジョージ・クルーニーのライアンは、基本は紳士的な喋り方がいいですね。
アナ・ケンドリックのナタリーは初々しい感じがよくでてました。
ベラ・ファーミガのアレックスは、うーん彼女はひどい女の人役は似合わない気が‥。
あれだけライアンと一緒の時間を過ごして、家族の結婚式にも参列して、いきなり家族がいましたといわれても。
家族がいたら、どんなに隠しても多少はその雰囲気がもれるはずですし‥いやこれは映画でした。
ライアンが家に訪ねて来た時の、アレックスの表情はうまかったと思いますけどね。

多少気になる点はありますが、良質な人間ドラマだと思います。
ジョージ・クルーニーやベラ・ファーミガのファンの方は、楽しめるはずですね。
アマゾンのリンクを貼らせて頂きます。


ここまで付き合ってくれた方、本当にありがとうございます!
はてなスターつけてくれている方々、ありがとうございます!
それでは、日本からぼったくり被害が減ることを願って、また!


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