遅い時間に失礼します。
皆様、今日も暑い中お疲れ様でした🙂
今回は、先日DVDで鑑賞した映画「ハウス・オブ・グッチ」について感想を書かせて頂きます。
タイトルはマウリツィオのセリフより取りました。
※ネタバレしていきますので、未見の方はご注意下さい。
監督はリドリー・スコット、主役のパトリツィアを演じるのはレディー・ガガ、夫になるマウリツィオにはアダム・ドライバー、マウリツィオの父親ロドルフォにはジェレミー・アイアンズ、叔父のアルドにはアル・パチーノ、従弟のパオロにはジャレッド・レトですね。
パトリツィアが父親の輸送関係の会社に出勤し、従業員達の注目を集めています。
父親にランチ代が高すぎると言いますが、あまり聞いてない感じです。
ある日、パーティーに出席したパトリツィアは、バーにいたマウリツィオにお酒を頼みます。
彼は「従業員じゃないんだ」と言いますが、結局はお酒を作っていました。
その後、街の本屋❓で偶然再会した2人。
パトリツィアはマウリツィオのバイクに、自分の電話番号を書いて「私はとても忙しいけど、あなたとならいつでも」と伝えます。
そして2人はデートしたり、パトリツィアはマウリツィオの堅物そうな父親ロドルフォに会ったりします。
ロドルフォはマウリツィオに、「好きなだけ遊べ。だが結婚はいかん。」と言います。
マウリツィオは受け入れず、「父さんは過去に生きてる。僕にもそうしろと?ごめんだ。彼女を愛してる」と言います。
ロドルフォは「お前を遺産相続人から外す」と脅しますが、マウリツィオは「構わない」と出ていきます。
マウリツィオはパトリツィアの家を訪ね、「娘さんと一緒になるために全てを捨ててきました」と彼女の両親に言います。
そしてマウリツィオはパトリツィアと同じ職場で働き始めます。
まもなく2人は式を挙げてました。
そうこうしてると、パトリツィアが妊娠したり、叔父のアルドに誕生祝いに招かれたりします。
アルドにはニューヨークに来てグッチの仕事をしないかと誘われたり。
自分の息子のパオロはバカ息子だと愚痴をこぼされたり。
父親のロドルフォと仲直りすべきだとさとされたり。
2人の間に娘が生まれ、名前をマウリツィオの母親と同じにします。
それをロドルフォに直接伝え、マウリツィオは父親と和解します。
ほどなくしてロドルフォは息を引き取ります。
前後して、パオロは自分でデザインした絵をロドルフォに見せに行きますが、酷評されショックを受けてました。
グッチの持ち株がどうのという話は、私の勉強不足でよく分からなかったのですが、グッチの経営に携わるようになったマウリツィオ夫妻、というかパトリツィアはアルドとパオロが邪魔だと思うようになりました。
パオロがずっと父親の支配から出られないのに目をつけ、昔アルドが脱税していた事をパオロに通報させます。
これによりアルドは有罪をくらって投獄。
パオロもそのうちにグッチに対する著作権違反❓だかなんだかで、主催しているショーの最中に警察を踏み込ませる事態に。
これでパオロは夫妻ともども大打撃を受けます。
マウリツィオ夫妻を待ち伏せして、恨み言を言ってました。
この時のマウリツィオの反応をみるに、ショーの最中に警察を踏み込ませたのは、パトリツィアが独断でやったっぽいですね。
パトリツィアはどんどん傲慢になっていき、怪しげな女占い師のピーナと事あるごとに話し合ったりしています。
過去にマウリツィオ夫妻は署名の偽造❓をしていて、それを誰かが通報したようで、家に警察が来る羽目に。
とりあえず2人は別の場所へ避難。
(すいません、どこだか忘れました💦)
マウリツィオは避難先で、昔なじみのパオラに会い惹かれていきます。
それに気づいたパトリツィアは、「人のものを取るな」と彼女に釘を差します。
ある日、マウリツィオ夫妻はかなり本気の口論に発展。
お互い罵り合ったりし、とうとうパトリツィアは娘と先に帰らされます。
そして娘の最後の学校行事にもマウリツィオは来なくなり、逆にロドルフォ時代からの弁護士ドメニコを通して離婚を申請してきます。
騒ぎ立てるパトリツィア。
マウリツィオに会いに行ったりしますが、結果は変わらず。
マウリツィオはパオラと懇意になり、なんとグッチの口座で超高級車や別荘やらを買ったりしています。
その間にパトリツィアから嫌がらせの電話が入ったり。
前後してムショから出てきたアルドに株の書類にサインさせ、パトリツィアはグッチの筆頭株主になったようです。
パートナー契約❓を結んでいた会社からも、グッチの金を使いすぎな事を心配され、ついにはドメニコに「あなたは経営者としての素質がない」と言われてしまいます。
そして経営から手を引くよう迫られ、お皿に八つ当たりしてました。
マウリツィオへの憎悪が止まらないパトリツィアは、とうとうピーナのツテで暗殺依頼をします。
男二人に大金を払い、マウリツィオの殺害を依頼。
雇われた2人組は、マウリツィオをサイレンサーつきの銃で発砲し殺害。
(一人は運転役、もう一人が実行役です)
しかし二年後、パトリツィア・ピーナ・実行犯2人は逮捕されたようです。
法廷でも、パトリツィアは不遜な態度で「私をグッチ夫人と呼びなさい」と言ってました‥。
人間は大金が絡むとここまで変貌してしまうのでしょうか?
初めは愛し合って結婚したはずが、グッチの仕事に入ってから段々とすれ違うようになり‥。
パトリツィアはもともと不遜な女性だったのですかね。
序盤はそんな感じしませんでしたが。
パオロを演じたジャレッド・レトは、いい感じで翻弄されてましたね。
キャストをみるまで彼だと分からなかったです。
アダム・ドライバーはなんかずっとニヤニヤしてたような‥私の気のせいかな。
考えがあるようで、ない感じに見えました。
158分はちょっと長すぎますが、色々な感情うずまくドラマでした。
アル・パチーノも年を取りましたね。
日本語を喋っている場面があるのが印象的でした。
ドラマやサスペンス系が好きな人は、楽しめるのではないかと思います。
アマゾンのリンクを貼らせて頂きますね。
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それでは、日本からぼったくり被害が減ることを願って、また!
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