皆様、お疲れ様です🙂
今回は、先日DVDで鑑賞した「キラー・インサイド・ミー」について感想を書かせて頂きます。
※ネタバレしていきますので、未見の方はご注意下さい。
監督はマイケル・ウィンターボトム、主演はケイシー・アフレック、共演にジェシカ・アルバ、ケイト・ハドソンですね。
うーん、内容が大分重たいです。
ケイシー演じる保安官助手のルーが、ジェシカ・アルバ演じる娼婦のジョイスに、町からの退去を要求しにいくんですが…。
拒否したジョイスがルーの帽子をはたいたり、平手打ちを喰らわしたりするうちに、最初は笑っていたルーもキレて…。
どうしてベルトでぶっ叩かれたりしたのに、あの後ああいう流れになるのか私には理解出来ませんでした💦
第一あんなに可愛い娼婦は非現実…いやこれは映画でしたね。
そのあと通い詰めるのは理解できます。
昔の知人がジョイスに熱を上げてる事を知ったルーは、何故かその知人のエルマーがジョイスに求婚する日に、彼女をボコボコして半殺しに。(タイトルはその時のルーの台詞からです)
エルマーは容赦なく撃ち殺します。
あのやり方じゃすぐにバレそうですけどね。
ジョイスがあんなボコされてるのに、エルマーの額を打ち抜くのは無理があります。
(まあこれは劇中でも言われてますが)
いきなりルーの頭のネジが外れたのかと思いましたが、このちょっと前の場面で金を恵んでくれと言ってきたホームレス❓の男に、葉巻の先端を当てて火傷させたりしてるので、元々危うい人なんでしょう。
容疑が知り合いの息子のジョニーにかかり、彼は拘留されます。(ジョニーはガソリンスタンドでバイトしてる)
ジョニーが、エルマーの金を使ってた(父親が紙幣に印をつけてる)事や、事件当日のアリバイがないことが理由で。
エルマーの金を使っていたのはルーなので、ルーは面会に行き、2人を殺した事を告白。
ジョニーを脅すような発言をして帰ります。
しばらくして、ジョニーは首をつってしまいます。
ルーにはエイミーという良く出来た彼女がいるんですが、火傷させたホームレスがルーのあとをつけていたらしく、犯罪を気付かれます。
そして、金を揺すられます。
5000ドルを要求され、それを取りに来る日、この日はエイミーと駆け落ち予定の日でした。
なんとルーは、エイミーを殴って昏倒させ、更に蹴りを入れて殺害。
金を取りに来たホームレスは、エイミーの死体をみてビビって逃げます。
ルーはそれを、「エイミーを殺した」と叫びながら追走。
保安官がそれをみて、ホームレスに警告しますが、止まらないので射殺。
そんなこんなで、小さい頃から交流のあった、老保安官も何故か拳銃自殺。
検事と保安官は、何らかの確信があるのかルーに同行を求めますが、彼は認めず。
銃を向けられ、結局は拘留されます。
この時エイミーが渡すはずだった、手紙の存在が明らかになります。
ここはなんというか、エイミーはルーが何かしていることに気付いていたんでしょうね。
殺された彼女がいたたまれません。
精神科病棟に移されたあと、彼を外に連れ出す者が現れます。
ルーは時間がないがこともわかっていたようで、家中に油❓やら酒やらまき散らします。
そして、まさかのジョイス生存。
彼女は首を固定した痛々しい姿ですが、ルーに「喋ってないわ」と。
しかし、結局ルーは彼女を刺し、それをみていた保安官達が発砲して家はドカン。
ここでこの映画は幕を閉じます。
ケイシーが演じたルーのクズっぷりはなかなかですね。
「ごめんよ」とか言いながらボコボコにするし。
なのに何故かジョイスとエイミーは本気で彼を愛していました。
エイミーは「いつでもあなたの味方」と手紙にしたためてましたし、ジョイスは殴られて顔が腫れ上がっても「愛してる」と言ってましたしね。
私もある事件で顔が腫れ上がった経験があるので、どれだけ痛いかわかります…。
そして、何故あんなクズ男がモテるのか❓、いやこれは映画でした。
とにかく、2度も殺されるジョイスと、最後までルーを愛したエイミーが浮かばれなさ過ぎますね。
ちょっと救いのない、映画でした。
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ここまで付き合ってくれた方、ありがとうございます!
はてなスターつけてくれている方々、ありがとうございます!
それでは、日本からぼったくり被害が減ることを願って、また!