ぼったくりに負けない

be water myfriend by李小龍

時間は一方通行ではない

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皆様、お疲れ様です🙂
今回は、先日DVDで鑑賞した「レミニセンス」の感想を書かせて頂きます。

※ネタバレしていきますので、未見の方はご注意下さい。




監督はリサ・ジョイ、主演のニックはヒュー・ジャックマン、物語の鍵を握るメイにはレベッカ・ファーガソン、共演にタンディ・ニュートンですね。

記憶潜入❓を題材にしています。
ニックとワッツは、意識だけ過去に戻れるというか、昔の記憶を体験出来る、水槽を使った装置のようなものを用い、生計を立てているようです。

中には常連の客もいる様子。
元軍人のニックは、昔からの戦友には無料でこの装置を使わせており、ワッツはあまりいい顔をしていません。

そこへ、メイという女性が現れます。 
鍵をなくしたのだが、どこでなくしたか分からないとか。
彼女の記憶を辿ることにし、鍵は見つかります。
だがイヤリングを忘れたようで、それを届けにいったニック。
バーでの彼女の歌声を聴き、すっかりいい雰囲気になり、そのまま家まで送ることに。

それから2人は、幸せな時間を過ごしていたようですが…。
どうやらメイは何も言わず失踪。
ショックで自分で装置を使い、メイとの時間を追体験しまくるニックを、ワッツは黙ってみてられません。
ニックを水槽から引っ張り出したりしています。  


そうこうしてると警察から、ギャングだかの記憶を辿るよう依頼を受けるニック。 
記憶を辿ると、ギャングの記憶にメイが出てきました。
目の色変えて、メイの情報を聞き出そうとするニックに、周囲は頭を抱えていました。
汚職警官と、その親玉セント・ジョーとかいうマフィア連中に行き着いたニックですが、危うく溺死させられそうになります。
そこを救ったのはなんとワッツ。
2丁拳銃で大立ち回り、セント・ジョーにも一発喰らわせます。
(ここはいきなりアクション映画みたいになります)
ジョーは窒息死すると告げられると、苦しまずに死ぬ事を望み、ワッツは情けをかけました。



色々あって、汚職警官のブースが怪しい、メイの手がかりを持ってると突き止めたニックは途中襲撃されながら、諦めずに追跡。
その道中で、自分達の常連客であったエルサという女性が彼に殺された事や、エルサには子供がおり行方不明であること。
地主のシルヴァンが、ブースの雇い主であった事などが明らかになります。
シルヴァンは病気だったのか、間もなく死亡。
その妻のタマラを、家まで行って問い詰めるニック。
途中手下に殺されかけますが、ニックの腕に軍にいた印❓を見つけた手下は見逃します。
手下も軍にいたようで、仲間意識でしょうか。

ブースの潜伏先を突き止め、必死に追いすがるニック。
建物の間を飛び移ったり、場所を移動しながら格闘したり、忙しいです。
しかし水中でボコされ、意識を失うニック。
普通ならこれであの世行きですが、メイの幻影に救われ復活。
ブースをとらえたニックは、彼の記憶を辿る事にします。
そこで、悲しい真実が明らかになりました。

メイは元々、ニックをはめるために近づいたのですが、いつしか本気の恋仲に。
犯罪の片棒を担ぐのも限界だったのでしょう、土壇場でブースを裏切りエルサの子供のフレディを匿います。

しかし、ブースに追い詰められ、麻薬を無理やり摂取させられます。
過去に麻薬中毒者であったメイは、このままフレディの居場所を吐いてなるものかと、飛びおりて自ら命を絶ってしまいました。

真実を知りぶち切れたニックは、ブースが火傷を負った時の記憶を追体験させまくり、バーンという現象を引き起こします。 
(後にワッツから、殺人より重い罪と言われてました)

そんなこんなで、ブースに殺人を命じていたのはシルヴァンの息子セバスチャンであることも知ったニック。
問い詰めると、銃を向けてきましたが、「手を汚したことのないお前には、無理だ」と言い放ちます。
その言葉通り、セバスチャンは発砲できず、自決しようとするもそれも失敗します。

検察❓と取引したニックは罪には問われず、彼はメイとの幸せな記憶に生きる事を決め、水槽に入ります。
時が経ち、孫が出来たワッツは2人で、水槽に入ったままのニックの様子を見ています…。

※記事作成にあたって、映画感想サイト「Cinemarche」さんを参考にさせて頂きました。
感謝申し上げます。


そんなに強くないヒュー・ジャックマンは、ちょっと違和感がありますが、私は楽しめました。 
レベッカ・ファーガソンも、どこか陰のある女性を上手く演じていたのではないでしょうか。
結末は、考えさせられますね。
過去の記憶を追体験出来る装置があったら、その装置に入ったまま一生過ごしたいと思う人は確かにいそうです。

私は、もちろん戻りたい過去もありますが、戻ったら戻ったで、結局は難を逃れる事は出来ない気がするので…。
まあやり直したい選択はありますが、別の選択をしてもあれこれ考えるでしょうし、人間はないものねだりなので、今を生きていくしかないかな、と。 

記憶潜入ものの映画は、ちょっとややこしいですが、面白いですよね。
私は割と好きです。 
アマゾンのリンクを貼らせて頂きますね。

ここまで付き合ってくれた方、ありがとうございます!
はてなスターつけてくれている方々、ありがとうございます!
それでは、日本からぼったくり被害が減ることを願って、また!

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