ぼったくりに負けない

be water myfriend by李小龍

自己を知り、自己に徹する

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皆様、お疲れ様です。 

今回はデール・カーネギー氏の著書、「道は開ける」について感想を書かせて頂きます。

 

タイトルはパート4の項目名から引用しました。

いわゆる「悩み」についての本ですね。

パート7まであり、内容は分かりやすく、読みやすいと思います。

 

私が好きで繰り返し読んでいる箇所は、パート5の「私の両親はいかにして悩みを克服したか」ですね。

ここではカーネギー氏の父は30年も営々と働き続けた結果が借金と屈辱であった、と書かれています。

父は痩せていき、医者にも半年はもつまいと告げられたと。

以下、本文より抜粋します。

【町から帰る途中で、橋の上で馬を止め、馬車から降りて長い間、川の流れを見つめながら立っていた…いっそひと思いに飛び込んでけりをつけてしまおうかと思案しながら。

のちになって父は、そのとき飛び込まなかったのは神を愛し、十戒を守ってさえいれば何もかも良くなると信じ切っていた母の為だった、と私に語った。

母は正しかった。

最後には何もかもうまくいった。

父はその後42年間幸福に暮らして、89歳で亡くなった】

 

と書かれていますが、この「母の為だった」という部分が特に印象に残っています。 

誰でも追い詰められれば、人生にけりをつけたくなるときもあるでしょう。

カーネギー氏の父には、まさに自分の妻が

支えになってくれたという事だと私は思います。

こういう時は周囲からの支えがいかに大切か、このエピソードは物語っている気がしますね。

 

また、カーネギー氏の両親は他人を助けるのが好きで、裕福ではないのに毎年孤児院に寄付していたというエピソードは人柄を表していますよね。

 

他にも「2週間でうつを治すには」の中のアドラーの名著「人生の意味」から引用されている箇所も好きです。

過去にうつっぽくなった経験がある私としては、興味深いというか、今後の参考になる事が書かれていたと感じています。 

 

ちなみに私が持っているのは文庫版ですが、持ち運びに便利で助かりますね。

全体的な内容も時折冗談といいますか、カーネギー氏の人柄が分かるようなユーモアがあって、かたくなりすぎず我々日本人にも読みやすいと思います。

「人を動かす」と並んで、カーネギー氏の2大名著になったのも頷けます。

 

商品のリンクを貼らせて頂きますね。

 

 

ここまで付き合ってくれた方、ありがとうございます!

はてなスターつけてくれている方々、ありがとうございます!

それでは、日本からぼったくり被害が減ることを願って、また!